二十四節気 小雪
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Noyaの上坂です
昨日は、二十四節気でいうところの【小雪】。
>雪が降り始める頃。まだ積もるほど降らないことから、
小雪といわれたようです。
~~~~~~~所属する日本漢方養生学協会より~~~~~~
冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也”
朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりました。
本格的な冬の到来です。
11月26日は「いい風呂の日」。
一段と冷え込むこれからの時期は、
ゆっくりお風呂にはいって、身体を芯から温めましょう。
≪ヨモギ風呂 ≫
肥料がなくても、繁殖するほどの強い生命力を持つヨモギは、
古くから食用やお茶、お灸に使われるもぐさの材料として
幅広く用いられてきました。
その鮮やかな色と清々しい香りが多くの人に好まれ
草餅や草木染めの材料としても親しまれています。
乾燥させたヨモギは「艾葉(ガイヨウ)」と呼ばれ
身体を芯から温める生薬。
冷えからくる月経痛や腰痛、痔に使われる漢方薬に入っています。
(こちらのよもぎは、我が家の庭で栽培している沖縄のフーチバーといわれるヨモギです)
乾燥ヨモギ50gをさらし木綿の袋に入れ、
沸かした湯船に入れてゆっくり浸かりましょう。
煎じたものを洗面器に入れ、手浴や足浴にしても
大変温まります。
(こちらは、ご近所さんから頂いた大量の土つき大根&かぶ)
≪ダイコン風呂 ≫
消化を助け、胃もたれやお腹の張り、咽の不調など、
幅広く使われている大根。
これからの時期、風邪やインフルエンザの予防としても
大いにお役立て頂けます。
大根は、スズシロという別名で「春の七草」にも登場します。
また、種子はライフクシと呼ばれ、痰を取る生薬として使われています。
(ご近所さんから頂いた大根の葉。せっかくなのでお風呂に使いましたが、なかなか気持ち良かったですよ)
入浴剤として利用するのは葉の部分。
陰干しして細かく刻んだ大根の葉一掴みを鍋で煮出し、
その煎じ液を湯船に入れましょう。
干葉(ヒバ)風呂といわれ、冷えや乾燥から肌を守ってくれる
伝統的な薬草風呂です。
薬草風呂は、「寒邪」で滞った気血を巡らせる他、
豊かな香りで、ココロの疲れも癒してくれます。
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大根&かぶは、かなり大量に頂いたので…
大根のからし漬けを作ったり…。
かぶのスープを作ったり。
黒きくらげと合わせた煮物を作ったり。
作り置きしていた常備菜の酢玉ねぎと一緒に合わせて食べたり。
手に入りにくい特別な薬膳食材を使わなくても、食材の性質、食材のもつ力、
そして自分の体質をきちんと知って使うとそれも立派な薬膳です。
とくに日本食や古くからの日本の生活には、薬膳・養生の知恵が自然な形で取り入れられています。
現代の生活スタイルで100%昔の生活に戻るということは、なかなか難しいです。
それは100%自給自足の生活にしないと無理かもしれません。
ですので、100%は難しくても、何パーセントでも良いので
自分の生活に無理なく、そして何より楽しく取り入れられるものを
何か1つでも続けられると良いですね
今年は庭のよもぎを手摘みして乾燥し、よもぎ蒸しで使ってみたり。
栽培した紫蘇やえごまをお茶にして飲んだり、お風呂にいれたり。
自然の恵みに感謝しながら楽しくを実践。
来年は、庭に野菜を育てるスペースを作っていくつか栽培しよう。
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